[7月のおしらせ 1] 絲室「窓辺」7.13 –

2024.07.05  by hase

◎絲室 作品展 「窓辺」
7月13日(土)〜22日(月)
会期中16日(火)休
営業時間 12時〜19時

まっさらで素朴な風合いのカディコットンを
つなぎ合わせて作られる絲室の布。
3年ぶりに見た彼女の作品は布の質感も
パッチワーク作品の表現も、
より深くなったように感じています。
窓辺で透かして、じっと眺めていたくなるような
涼やかな布をお楽しみ下さい。
※在展予定日 7月13日(土)14日(日)

3年ぶりの絲室のご紹介は
普段はご覧いただけない1点ものを中心に
バッグ、クッション、多様布など様々ご覧いただけます。

季節に合わせて
透け感のあるシルクやリネン、コットン素材に
ひとつひとつ表情の違うコラージュを施しています。

届いた作品をみて
思わず光に透かしてみてみたくなって
自然にそうしてしまったとき
タイトルの「窓辺」という言葉が浮かびました。

また今展に合わせて作っていただいた
ティーマットもご紹介いたします。

絲室はティーコゼやコースターなど
お茶周りの布小物が多く、お好きな方が多いので
合わせて使えるマットがあったらいいなと思って
ご相談したのがはじまりでした。
いただいたクッキー。素朴で愛らしい形に絲室のルーツを感じます。

最初は長方形のものをイメージしていたのですが
絲室のアトリエに伺ったとき、お母様のつくったクッキーを
手土産にいただいて、その形が自由でとても素敵だったので
楕円であるとか絲室らしい緩やかな線もあってもよいですねと
お話していたら、とても素敵に仕上げてくださって
わたし自身すごく気に入っています。


フリーハンドで描かれたようなどこか緩やかな線
やわらかな素材の重なりによって見えてくる儚い線の中に
静かな意思を感じるのが絲室の布が持つよさだと
わたしは思います。

写真だけでは伝わらない細かな表現を
是非、直接手に取ってご覧ください。

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