東北 工藝の旅 から 小笠原鋳造所 機能美と造形美

2021.07.08  by fumi

今日もありがとうございました。
むしむしと暑い一日でした。

今日も企画”東北 工藝の旅 “から
岩手・水沢の小笠原鋳造所の
鋳鉄の製品を紹介します。


小笠原鋳造所の製品は代表だった
小笠原陸兆(みつよし)さん(1929-2012)が産み出した
美しく調和のとれた、実用のデザインは今でも多くの人に愛されているもの。

しっかりとした重さがある南部鉄器は表面に美しい焦げ目をつけながら
素材の旨味を閉じ込め、短時間でムラなく
効率的に調理できます。

そしてIHでも使えるのが嬉しいところです。


ミニパン・小 パンケーキサイズや目玉焼きのサイズのフライパン。

小ぶりなので一人分ずつ
そのまま食卓に出すことが出来ます。

全体に熱がムラなく行き渡り
一度温まると冷めにくい特性を持っていますので
おいしく、しかもテーブルの上も華やかに。

続いて、ミニパンのもう一つ大きなサイズ。
程よい大きさで使い勝手の良いものです。

お弁当用に少しだけ調理したいときや
パンケーキ用にも。



おにぎり焼き器

均等に熱が伝わる南部鉄器の特性を生かし
弱火でじっくりと焼き上げることで
外はカリッと香ばしく中はふっくらとした
おいしい焼きおにぎりが楽しめます。

おにぎりだけでなく、小さなパンケーキや
お好み焼きなど様々お使いいただけます。

カセットコンロに乗せて
卓上で調理をしても楽しそうですね。


こちらは魚を丸ごと焼ける
横長のフライパン・フィッシュパン。

魚だけでなく、お肉やお野菜を焼く、蒸す、煮込むなど
様々お使いいただけます。

普段使いにバランスのよい鉄のフライパンを
長年探してきましたが、東北にちょうどよいものがありました。

機能的でありつつ、使うことが楽しくなるような
形やデザインです。

オンラインショップでも紹介しています→こちら

“東北 工藝の旅”店頭での会期は12日まで
その後はオンラインショップでの紹介を行ってまいります。
よろしければ時間がある時にのぞいてみてください。

◎緊急企画 “東北 工藝の旅”
7月1日(木)-7月12日(月)※会期中7月6日(火)休
6月30日から7月5日までの日程で大阪の百貨店うめだ阪急で開催される予定だった催事
“民藝と暮らす”は昨今の状況のため、今年も開催が中止となりました。
コロナウイルスが蔓延し、なかなか思うように身動きも取れない中東北各地の作り手や
協力してくださった方とやりとりを重ね準備を進めてきました。
残念な気持ちもありますが、とにかく前を向き日々を進めていくために
“民藝~”で紹介予定だった東北の作り手の作品・製品の一部を集めて紹介いたします。
それぞれの作り手とのやりとりの過程は
東北における民藝・工藝の現在地を知るための旅のようだなと感じ
企画名を”東北 工藝の旅”と名付けました。
それぞれ、これから夏に向けて家で外で活躍するものを揃えました。
よろしければ暮らしのなかでご活用下さい。

店頭での会期終了後、個人の作り手を中心としたものを
オンラインでも紹介できるようにいたします。
一部は先行して紹介しています→こちら

出展
三温窯/中嶋窯/五十嵐元次
小笠原鋳造所
橋本晶子/市川里美/大西麻理
平岡正弘(6日から)
青森の根曲竹細工とあけび細工/秋田のイタヤ細工/岩手の真竹のかご・ざる

ほか、安比塗漆器工房や星耕硝子の常設品など交えて紹介する予定です。
特設のinstagramでもこれから紹介してまいります→こちら

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