中島寛子 内包するあたたかさ

2023.10.17  by hase

今年も中島寛子さんの
カシミアストールの季節がやってきました。
毎年まだ暑い頃にストールの色を選ぶのですが
たくさんある色の中からどんな色にしようか選ぶのが
とても楽しい時間です。

今回は先シーズンご紹介した赤とグレーに加えて
墨色、生成の2色を追加しました。
〇生成

ごくごくシンプルな佇まいではありますが
織り上がったストールを見てみたら
素朴で糸の素材感も感じられて
すごく中島さんらしい仕上がりでした。

〇墨色

中島さんのストールは薄手で非常にコンパクトになるので
男性にもと思い墨色を選びました。
ご夫婦で共有されるのもよいですよね。

真っ黒ではないので重たくなく
上品でキリッとした佇まいが素敵です。

〇グレーsold

グレーは単色ではなく色んな色が混ざった奥行のある表情。
合わせやすいお色ですが、優しく柔和な印象です。

〇赤sold

私の中で中島さんといえば
この発色のよい赤がイメージです。
ほかにはないくっきりとした赤は顔色を
明るく見せてくれます。

ごくごく細いカシミアの糸を手織りにしているため
けして手軽なものではありませんが
華美ではなく、なんでもないけど上質だとみてとれるものは
なかなか存在しないのではと思います。

使ってみて感じるのは、その万能さで
軽くコンパクトになるので持ち運びにも困らないし
巻いているのを感じないくらい軽いのです。

自分の体温と反応して暖かくなるので
不自然な感じがなく内包するような心地よさ。
真冬の極寒の日にも中島さんのストールを
鼻上くらいまでかぶせて巻いて出掛けると
あたたかくて幸せでにんまりしてしまうくらいです。

またカシミアは使うごとに育つ素材で
だんだんととろりとした質感になっていくのを見て
ますます嬉しくなるのです。

今年は入荷してからの動きが早く
残りは墨色と生成が一枚ずつのみとなりました。

どちらもコートやお洋服との合わせがしやすく
織りの表情も素晴らしいものですので
よかったらご覧いただけると嬉しいです。

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