今月から、ひとつの試みをはじめます。
弘前市山道町にあった”つがる工藝店”。
民藝の創始者:柳宗悦と親交の深い旧平賀町出身の相馬貞三さんがはじめた工芸店で
青森、東北の工芸店のパイオニア的な存在。現在は青森市桜川で
店主の會田秀明さんと相馬貞三さんの娘 美喜さんが4月から12月まで 最終の土日を中心に開店しています。棟方志功 画
数年前から、店主の會田さんご夫妻とお話する機会を得
展示や仕事を見る機会をいただきました。
そのなかで相馬貞三さんの仕事や會田さんご夫妻が現在営まれている仕事の一端を紹介したいと思うようになりました。
相馬貞三さんデザインの二色鉢
今回は、つがる工藝店で明日15日から開催される「津軽ガラスと益子焼」展から
展示で紹介されている製品の一部をピックアップし当店の視点で見たものを店頭・ホームページでご紹介してまいります。
津軽ガラスはつがる工芸店の創始者 相馬貞三さんが提唱し自らデザイン・企画したつがる工芸店のオリジナル製品です。
相馬貞三さんのデザインした古いものから、今も作られているものも紹介しています。
製作:北洋硝子(青森市)
普段使いのできる新旧の津軽ガラスにあわせ、展示会で紹介されている関東の一大窯業地 益子の焼き物のなかから、
普段使いのもの、まずひとつ使い初めに良いものなどを中心に最近のもの、古いもの(デッドストック)にかかわらず、選品してきました。
所謂、名のあるものは選んでいませんが今の暮らしに素直に取り入れられるもの 取り入れやすいものという観点で選んでいます。
明日15日(火)から9月30日(水)までの期間を定めて紹介いたします。
また、青森市桜川のつがる工藝店では私たちの眼でみたものよりも
より様々なものがご覧になれます。
お近くの方はそちらもぜひご利用下さい。