[12月のおしらせ] CALICO TEXTILE AND WARDROBE 2023 12.1-11

2023.11.28  by hase

CALICO textile and wardrobe 2023
12月1日(金)-11日(月)
初日 CALICO 小林史恵さん在展予定
※会期中 店舗休業日
5日(火)・6日(水)

about CALICO
インド各地を訪れカディ(手紡ぎ・手織り布)やカンタ(刺繍布)
藍染や手染めの布など、彼地の手仕事を追求し現代日本の生活に
取り入れることで瑞々しく豊かにしてくれるような手仕事を紹介されています。

2年ぶりに、インドの手仕事布の世界から生まれた
日用の衣類や暮らしまわりの布をご紹介します。

インドと聞いて私達が想像するような
色使いやデザインというよりも
日本の暮らしに沿ったシンプルで
日常使い出来るようなもの。

ときには、心をぐっと掴まれる
あたたかな人の手を感じるもの。

今展では今まで紹介してきたCALICOの紹介方法を少し変えて
インド東部ビハール出身のArchana Kumari (アルチャナ・クマーリ)さん
今回は特別に彼女の刺繍作品をクローズアップして紹介します。

CALICOの展示では定番のアルチャナさんによる
スジュニ刺繍のクッションカバー。
普段は単色〜2色くらいの糸を使った作品が多いですが
今回は多色のものも初めて紹介します。
※単色・2色のものも様々紹介する予定です。


彼女が14歳の時、アメリカのNGOの人がまだニューデリーさえも見たことがなかった彼女を
ニューヨークに連れて行きました。ニューヨークで、刺繍を皆に披露した経験はその後の
彼女の一生を変える大きな転機になっています。

その後、デリーのファッションカレッジを卒業し、自ら、村の女性たちと共にビハールの
スジュニ刺繍を伝える活動を続けています。

寺院やヨガをしている犬、寝そべっているおじさん、電車、バニヤンツリーなど
インドのどの街にもある光景が描かれた刺繍は朗らかで部屋にあるだけで
心がほっとするようなあたたかさがあります。

私達も愛用していて毎回どんなものが届くのか
とても楽しみにしているのですが
今回はいつも以上の色や種類で届けてくれました。

青森にもこぎん刺し・菱刺しの刺し子文化があり
インドと東北、それぞれ気候風土は違いますが
風土、
そしてそこに立つ人から生まれる
色や形の違いや尊さを
互いに交歓できるような
企画に今後繋げる事ができたらと考えています。


展示では大判の刺繍布も紹介予定です。


そして、今回の展示では、CALICOの衣服の中でも
特に私達が好きなものに焦点をあててご紹介します。

ルーズブラウス グリーン
はぎシャツ カラシ
はぎシャツ黒とガーグラースカートの組み合わせ

はぎシャツやルーズブラウスは
ベーシックな形とゆったりシルエット
肌触りの心地よさもあって
愛用してくださっているお客様も多いもの。

今回もまた新たな色や柄、素材感のものが
様々届いています。


ガーグラースカートは色と柄が目を惹く
インドの生地を存分に楽しめるもの。






今回は体の大きな方、男性も取り入れることができる
ユニセックスのシャツやパンツも多く分けていただきました。
カディコットンのパンツは裏地がついて
二重になっているので、冬でもあたたかです。
会期がはじまり、落ち着きましたらまた改めて紹介していきますが
沢山ご覧になれるうちに、店頭でご覧いただけたら嬉しいです。

いよいよ冬本番となってきましたが
インドの手仕事布のあたたかさを感じていただける機会です。
季節の贈り物にもよいものが揃っております。
どうぞ、お楽しみください。

今週の営業について
28日(火)定休日
29日(水)定休日
30日(木)展示入替の為休業

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